私ごとだが、今年7月で80歳になる。
人生80年も経つと、
経年劣化で年々どこそこががおかしくなる。
つい10年間までは風邪を引いても屁のカッパだったのに、
先日かかった風邪は10日経っても咳がおさまらず、
体力の消耗に辟易とさせられた。
人間だけでなく電化製品、自動車、パソコンなど
ある日突然、経年劣化で動かなくなる経験は誰にでもある。
原発も運転期間最長60年ルールが定められているが
東日本大震災によって停止していた原発について、
延長を政府は容認するとしいている。
国会で立憲民主党の枝野議員は、
稼働停止していても経年劣化は避けられず、
延長することは安全面で危険があると厳しく追及した。
原子力安全委員会でも、5人の委員の内1人が延長に反対し
異例の多数決となった。
岸田首相は、エネルギー需要のひっ迫を延長理由にしているが
安全最優先を忘れた結果が福島原発事故だった。
経年劣化の怖さは、前の日まで大丈夫だったのに
翌日には脆さが露呈することだ。
いくら安全管理をしても、こうした劣化を防ぐことは、
人間の力には限界がある。
最長60年ルール厳守こそが、
国の責任者の果たすべき責務ではないか。
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