岸田首相は、倍増が大好きなようで、
就任時にぶち上げたのが「新しい資本主義」で
看板政策が令和版所得倍増だった。
その中身といえば、「若者世代の世帯所得倍増」、
「子ども政策に関する予算倍増」「資産所得倍増」
と、メニューも目がうるうるするほどの倍増一色だ。
ここに防衛費のGDP2%が入ったら、
現在が1%だからこちらもぴったり倍増となる。
ここまで倍増となると思い出すのが、
60年以上前の1960年の池田内閣(旧いなあ)の
所得倍増計画だ。
当時の初任給が1万3千円だったが
当時の日本国民は、池田内閣のこの発言に
大発憤して、その後の経済急成長へとひたすら走った。
伸び代の大きかった時代であったこともあった、
いまはどうだろうか。
2020年の初任給が21万円で60年前の16倍だから、
倍増するにも桁が違いすぎる。
岸田首相本人も予算委員会での野党からの質問に、
目標を高く掲げ、努力していくのリーダーの役割だと答えるだけで、
倍増実現にむけて努力、努力一辺倒で
こちらは、努力首相というイメージだ。
ぶち上げたアドバルーンは高いけれど、
どうも単なる努力目標であって、
参議院選挙用に用意された空疎なスローガンに
過ぎないようだ。
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