人間であれば
誰でもどこかで区切りをつける時が必ずくる。
その区切りを引退と称する人もいるし、
逆に生涯現役を貫く人もいる。
スポーツ選手の場合には、
体力の限界とか勝てる相手に勝てなくなったとき、
怪我で余儀なく引退を選ぶこともある。
日本の相撲界で44回優勝という金字塔を立てた横綱白鵬は、
いまや休場横綱の不名誉な冠をつけられている。
休んでは優勝、優勝しては休むの繰り返しから、
令和2年の三月場所に優勝してから
5場所連続休場し今年の三月場所も途中休場となった。
晩節を汚したくないという美学は
この横綱にはないのだろうか。
私は立ち合いの張り手、
負けた相手に留めを刺す取り口が
好きになれなかった。
強さとは何かを、教えなかった相撲協会にも
責任の一端はあると思うが、
真の強さを極めるのが相撲道である、
強さと美しさ、そして敬意が備わってこそ名横綱であるが、
白鵬には最後までそれがなかった。
後を継ぐ力士は誰かわからないが、
白鵬を反面教師にしてもらえればうれしい。
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