求人倍率が上昇し、
大学新卒の内定率も空前の高さになっている。
これをアベノミクス効果と、政府は主張するが、
一歩止まって考える必要がある。
実は、求人倍率は6年前の民主党政権時代から
上昇に転じていたという。
そこからすでに少子高齢化による人手不足が始まったわけで
現在の上昇は、それがさらに進んだだけのことといわれている。
実際に、求人倍率の上昇は、
介護サービスの雇用が増えていることが影響しているのであって、
裏返すと少子高齢化で人手不足が深刻化している
日本の危機の表れだというのだ。
同じように、2020年までに外国人旅行者4000万人という
目標を掲げているが、人手不足は
観光サービス業にもろに影響することが懸念されている。
おもてなしもロボット頼りなりかねない。
しかも、低賃金のパートや非正規雇用の増加で、
働く者の総所得は、確実に減少に転じている。
消費が上向かないのでデフレは解消できず、
株価は金融緩和で上昇しているが、実体経済は厳しい限りだ。
景気浮揚はまるで張り子の虎のようで、
裏返すと日本の危機が見え隠れしていると
経済の専門家は警告を発していた。
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