時計をみるよりも、電車の発着時間を見る方が、
確かだといわれたほど、日本の鉄道ダイヤは正確だったが、
このところ首都圏の電車に遅延が目立つ。
30年前に比べて、鉄道の運休や遅れは30倍になっているという。
人身事故、線路内の人の立ち入り、信号機故障、
先日中央線の起きたような停電事故など、その原因は様々だが、
大きな遅延よりも、5分、10分の遅れが日常的に増えている。
その原因は、私鉄同士やJRとの相互直通運転が
増えたことで、走行距離が長くなり、
小さな遅延が積み重なって、大きな遅延になったり、
他社線のトラブルの影響が、長時間波及することにある。
効率よく、大量の客を運ぶために考えられたシステムが、
結果として、首都圏の遅延につながっているということだ。
便利なことは、往々にして不便につながる。
世界一といわれた鉄道ダイヤも、いまは昔の話か。
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