皇位継承問題について、衆参の正副議長による
皇族数の確保策に関する「立法府の総意」案が提示された。
案について、自民、維新の会、国民民主、中道改革連合、
参政、公明、チームみらいの7党が「概ね了とする」とした。
概ね了とは、まあこれでよかろうというような意味。
ちょっと不謹慎だがなんとなく赤信号みんなで渡れば…にも思えくる。
総意案の内容だが、大きく二つの柱から構成されている。
一つは女性皇族についてで、
女性皇族は婚姻後も皇族の身分を保持する。
もう一つは、
旧宮家から男系男子を養子として皇室に迎える。
この二つの柱で制度設計をすることになるようだが、
女性皇族の婚姻相手が皇族になるのかどうかは、これからの議論を待つ。
(またその男児が天皇になることはないとされている)
旧宮家から男系男子を養子に迎えるというが、皇族としての
教育を受けておらず、現実的ではないという旧宮家の意見もある。
結論からすれば、問題の先送り、各党の意見を満遍なく取り入れた
パッチワークのような弥縫策といわれても仕方あるまい。
皇室典範の改訂は国民の総意によって決めるとされているのだが、
世論調査で女系天皇について70%が賛成とされているものの、
今回の案では無視されて、議論すらされていない。
立法府の総意としては概ね了とはいうけれど、
国民にとっての概ね了とはいえまい。
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