米価高騰を抑えるために放出した備蓄米だが、
小売店頭に届いたのは、全体の1.4%に留まっている。
備蓄米の94%を落札したJAの言い分は、
卸売店に引き渡してもそれぞれに手続きがあって
遅れているのだろうとまるで人ごとにような説明だ。
米価の高騰は、他の物価を引き上げる原因にもなっており、
これは国家的な大問題と言える。
JAの説明に納得できる国民は一人もいないだろう。
江藤農水相は、価格高騰の原因は米不足だったことを
ようやく認め、謝罪したのだが、供給遅れについては
対策を立てているようにはみえない。
JAを管轄する農水省がなぜ動かないのか、
そして小売店店頭にわずか1.4%しか届いていないことを
問題視もせず調査もせずなぜ放置しているのか。
バカの一つ覚えのように“米の価格は市場に任せる”なんて世迷い言を
垂れ流しするのではなく、みずから陣頭指揮をとる気概がないなら、
そんな大臣は更迭すべきだろう。
国民の苦境を心底から理解していないから、
石破首相も、大臣の首をすげ替える判断もできない。
口では国民の寄り添うといっておきながら、
安倍から菅、岸田、石破へと寄り添うふりをするだけは、
自民党の伝統として定着したようだ。
これこそ、国民にとって国難といわずして
なにを国難といういうべきか。
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