備蓄米を放出しても、
米の価格は高止まりしたまま。
武藤農水相は、否定していた「米不足」そのものを認め、
7月の端境期まで備蓄米の放出を続けるとした。
この大臣は、巷間でも無能と冠付けされているが、
当初、米は足りているのに流通でスタック「(滞留)しているなどと
米不足を認めようとしなかった。
だが、年間需要700万トンに対して昨年の生産量を680万トンに設定。
ところが猛暑の影響などで収穫は660万トンに留まり、
もともと40万トン不足していたことになる。
つまり最初から米は不足していたわけで、
農水相が知らなかったとしたら、まさに無能の証しだ。
それ以上に2018年にやめたはずの減反政策が
JAによる自主的な減反策として引き継がれ、
結局、米の生産量は増えないままになっていた。
理由は需要に対して供給が増えると米価がさがる、
それを恐れているからだ。
そして農水族議員による、票田となっているJAへの
配慮が強く影響しているというのが通説だ。
本来なら、米の生産は農家の判断に任せればいいだけのことだが
転作補助金によって米の生産を減らす政策がとられており、
それが令和の米騒動の最大の原因となった。
米は主食であることを忘れてはならない。
小麦を主食とする欧米では、まず十分に生産量を確保して、
残った分は輸出に回すという柔軟な対応策をとっている。
日本米の輸出は4万トンほどで、これを来年から30万トンほどに
増やすとしているが、自主的減反政策から脱出できるか…。
無能な農水相、無策な農水族議員が、いるかぎり難しいだろう。
だから米不足は続き、米価は安くならない。
ログインしてコメントを確認・投稿する