ホモ・サピエンスとは、ご存じのように、
ホモ(人)、サピエンス(賢い)という意味である。
2016年、「ホモ・サピエンス全史」
2018年。「ホモ・デウス」
二冊を上梓したイスラエルの歴史学者、
ユヴァル・ノア・ハラリが、新たに「ネクサス」を世に送り出した。
前二冊は、ホモ・サピエンスの誕生から今日までを
描いており、そして新作は未来へと続く。
2作目の内容は、ITの進歩によって、
議会制民主主義が崩壊していくまさに現在を看破しており、
私は、日本の国会、地方議会の現実を重ね合わせて、
身が震える思いをした。
そして、作者がなにを言いたいのかを考えると、
「賢い人」はなぜ、科学革命による進歩を自ら進めながら、
人類の滅亡に向けて歩もうとしているのか、
本当にホモ・サピエンスは賢い人なのかを問うているように
思えてならない。
人類が直面している危機的状況の現実を知る上で、
この3冊は必読の書ではないかと思う。
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