日本はいま、まるでMLB一色に染まっているかのようだ。
どのチャンネルのニュースでも、
大谷だらけで少し食傷気味になっている。
この背景にあるのが、野球の本場における
MLBマーケットの成長に翳りが見えているかららしい。
アメリカで熱狂的に人気のあるスポーツと言えば、
アメフト、バスケットそして3番目が野球だといわれている。
前者の2競技は、一定の時間内に終わるが、
野球は9回まで時間制限はない。
だから観衆がもとめるスピード感、スリル感などに
どうしても欠けるところがある。
さらに、野球の場合は球場などの規模も大きく、
選手のギャラも高いなどビジネスとして成長するには
マーケットの拡大が必須だ。
例えばサッカーの場合、こちらも前後半で90分だが、
なんといってもほぼ世界中で競技が行われ、
ワールドカップともなれば、その経済効果は突き抜けている。
野球は、いまのところ、南北アメリカ、アジア、オーストラリアあたりに
プロ球団はあるが、欧州はやっと端緒についた程度で、まだまだ未知数だ。
そこでMLBが目につけているのがアジア市場だといえる。
日本をはじめ、韓国、台湾などからMLBへの人材供給が盛んで、
将来、これらの国にMLBは市場拡大を狙っているのだろう。
去年は韓国、今年は日本でMLBの開幕戦が開催されるのも、
MLB戦略の足がかりをしっかりと固めたい、
そんな思惑がはっきりと見えてくる。
多様化するスポーツビジネスでの生き残り戦の始まり、
それが東京における開幕戦だといえるのではないか。
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