1970年に開催された世界万国博覧会は、
大成功だった(私はまったく関心なかった)。
それに味をしめたのか、
その後、日本の各地で万博という名前をつけた
大小の博覧会が大流行したことがある。
私の住む東京多摩地区では、40年以上前だったか
昭和記念公園で「食」をテーマにした万博が
開催されたことを思い出す。
広告業界にいたので、あるとき多摩の「食」の万博は
どうかと同業者に問われたことがあったが、
即座に失敗するだろうと答えた。
その理由は、一種の万博病のように、
なんでも万博と名づければ、人が来るという
安易な発想が見え透いていたからだ。
案の定、客が集まらずに主催者は、
ついには、多摩地区の家庭に無料の入場券をばらまく始末。
それでもそっぽを向かれた。
開幕まであと1ヶ月となった関西大阪万博も、
同じような運命をたどりそうだ。
万博病は、困ったことに何年か経つと
またぞろ流行し始めるのでタチが悪い。
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