今年のノーベル平和賞は、
日本被団協に授与されることになった。
広島、長崎への原爆投下から今年で79年、
再び核への脅威が増しているなかでの授与は、
大きな意義がある。
広島、長崎が最後の被爆地になることを願う被団協の関係者は、
核なき世界へ大きな一歩を踏み出したと率直に評価する一方で、
唯一の被曝国である日本が核兵器禁止条約に書名、批准していないことへの
疑問を呈していた。
受賞に報に岸田前首相からの祝意のメッセージが送られたと
報道されていたが、違和感を覚えた国民は少なくなかっただろう。
メッセージでは、受賞は「被爆者の思いや被曝の実相の継承、
核兵器のない世界と恒久平和実現に向けた長年の努力に対する評価であり
心からお喜び申し上げます」とあった。
そうじゃないだろう。
「〜長年の努力に対し、心からの謝意を述べさせていただきたい」
ではないのか。
米国の傘の下にあることを理由に、禁止条約に賛成できないとする
日本政府として「祝意」という言葉は
あまりにも空々しい思いがしてならない。
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