ヤブ医者といえば、
医療知識のない下手くそな医者の代名詞とされているが。
その語源を調べたら、真逆なことに驚いた。
ヤブの語源は今の兵庫県但馬の養父(やぶ)の里に住んでいたとされる名医で
この名医を讃えて“養父の医者”と呼んだのが始まりとされる。
その後、養父の医者の弟子であると名乗る医者が増え、
もちろん名医もいたのだろうが、名ばかりの医者もいたのだろう。
その名ばかりの医者を世間では、名医ならぬヤブ医者と
呼び始め、それがいつの間にか定着したのではないかと思われる。
まあ、いまさら名医をヤブ医者と讃えることはできないと思ったが、
実際に地域医療に貢献した医者に「やぶ医者大賞」を授与しており、
11回の今年は山口県の二人の医師が受賞したという。
過疎の自治体では高齢者が増え、その一方で医療も手薄となっている。
そんな困難な環境で、医療を支える医師には頭が下がる。
まさに“養父の医者”そのものではないか。
ログインしてコメントを確認・投稿する