立憲民主党の代表に、野田元首相が返り咲いた。
代表選での最後の演説では、
本気で政権交代に向かうと意気込み、
選択的夫婦別姓の実現、日米同盟の維持、
そして裏金問題の自民党政権に対して、
政権交代が最大の政治改革であると鋭く批判した。
いちど、政権の座につきながら
党内の不一致から決められない民主党と揶揄され、
下野することになった反省から、
同じ轍を踏まないという覚悟がうかがえた。
演説内容は、自民党の統一教会、裏金問題などで
自民党離れしている有権者を引き込む現実路線の戦略が読み取れる。
自民党総裁選では、9人の候補がバラバラに政策を主張し、
結局何をしたいのか見えにくくなっているが、
野田代表の発言はその、曖昧さを突いているように思えた。
自民党内では野田代表誕生で警戒感も高まっているようだが、
空虚、空疎な主張を繰り返していると、足をすくわれる可能性もある。
野党共闘など、壁は高いが迫っている総選挙において
立憲民主党単独でどこまで議席を伸ばせるかは、
国民の判断にかかっている。
立憲民主党の本気度とともに、
今度こそ、国民の本気度が問われることになる。
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