パリ五輪では、先月27日からパラリンピックが開催された。
日本人選手の活躍が大いに期待されるところだが、
どうもマスコミの対応には、疑問が少なくない。
その一例が「メダルラッシュ」という言葉だ。
五輪憲章には「メダルの数を競ってはならない」とされている。
しかし、毎度のことだが五輪が始まる前に獲得メダル予想、
そして開催されるとメダルメダルで大騒ぎになる。
たしかに、選手の活躍の結果はメダルの色からもしれないが、
スポーツの本来のあり方は、結果ではない。
そのひたむきさ、その美しさ、その強さにあるのであって
メダルは結果に過ぎないのに、注目されているのはその数になってしまう。
五輪では、様々な障害を乗り越えて、
力を尽くす、限界に挑戦する選手の姿をもっと讃えるべきだし、
メダルラッシュという言葉によって、
メダルを獲得しなかった選手の存在感が希薄なる。
第一、ラッシュラッシュというなら、
メダル獲得数でトップの中国と単純に比較してみてはどうか。
ラッシュラッシュの言葉の影で、
見えなくなっていることがあまりにも多いことに、
気づくべきではないだろうか。
ログインしてコメントを確認・投稿する