日大アメフト部員による大麻、覚醒剤事件。
ようやく林真理子理事長、学長、元検事の副学長が
記者会見を開いた。
結論からするなら、まるでビッグモーターの会見を
再び見ているようなデジャブ感が残った。
半月足らずの間に、こんなへたな記者会見を
2回も見せられることになるとは、思いも寄らなかった。
企業や公共団体が、危機に直面したときに求められるのは
第一になにをいてもスピード感だ。
ビッグモーターも日大も共に対応が遅い、遅すぎた。
もう一つは、トップがどこかで責任を回避する、
もしくは言い訳する素振りを示してはならないということだ。
ビッグモーターの場合は社員に責任を転嫁した。
日大の場合は、大麻、覚醒剤という疑惑について
公表が遅れた理由に「教育機関」云々という言葉をつかったことだ。
教育機関であるからとか、自首をうながしたというような
言い訳をしたらそれでアウトだ。
学生とはいえ立派な成人であり、
大麻、覚醒剤疑惑があれば、それは犯罪であり、
大学としてとる手段は、警察にすべてを任せるべきである。
何とか表沙汰にしないで穏便に収めたい、
という思惑があったのではと受け取られても弁解できない。
一年前、作家の林真理子さんは、新任の記者会見で
N・N(新しい日大)というパネルを掲げ改革の姿勢を訴えた。
コンセプトはよかったが、
一ミリも新しくなっていないと気づかれてしまったのは、残念だ。
林真理子さんが理事長になったカラといって
改革は一筋縄ではいかない。
日大の闇の深さが、
さらに深まったようにみえた記者会見だった。
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