かつてジャパンアズナンバーワンと
世界から評されたのは、今から50年前のことだ。
1980年代の終わりの頃に、
不動産バブルが崩壊して以来
日本の経済成長は、低空飛行を続けている。
GDPで米国に続いて世界第二の位置を維持してきたが、
いまは中国に抜かれて3位となっている。
日本は経済成長が伸び続けていた頃に、
生産コストを下げるために人件費の安い発展途上国に
生産拠点を移してきた。
いま、その途上国が経済成長を遂げて、
給料が上がっている一方で、
日本の給料は上がらない状態が起きている。
国際経済に詳しい専門家は、
発展途上国があるように、いまの日本は衰退途上国に
なりつつあると指摘している。
太平洋戦争後にアメリカの工場となって
物づくりで日本が経済成長したように、
今度は、逆のパターンが起きているわけだ。
その結果、海外資本による日本買いが進んでおり
とくに優れたモノ造り技術を誇る中小企業が
買収のターゲットになっているという。
日本が衰退途上国から抜け出し、再び成長を取り戻すのか、
それとも成長だけではないオルタナティブな経済構造を創造できるか、
いま、日本はこれからの国のあり方を探る
重要な転換点に立っているように思える。
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