岸田総理は、防衛費を2027年度までに
GDPの2%、約12兆円以上、現在の約2.2倍以上に増額すること、
さらに、原発の再稼働と原発新設に舵を切ることを担当大臣に指示した。
何で今、なのか?
答えは簡単で、ロシアによるウクライナ侵攻とエネルギー価格の上昇で
防衛費増額と原発再稼働について、マスコミ各社の世論調査で、
半数以上かそれに近い支持がしめされたことが、
後押しになっているからだ。
そしてもう一つは、下げ止まらない内閣支持率を
この政策を梃子にしてアップしたいから。
つまり、とりあえず将来のことなんか先送りして
“やるなら今でしょっ!”という訳だ。
誰が入れ知恵したかは、寸前に麻生副総理、茂木幹事長、萩生田政調会長と
別々に会合を開いていたことからも明らかだ。
国葬の世論調査で反対が60〜70%が占めたのに、一顧だにせず、
また内閣支持率低下に一喜一憂しないと、官房長官はいっておきながら
なんてことない世論調査で支持率の高いところだけを一喜して
つまみ食いしているだけではないか。
いま、日本の若者は自己責任を重視する新自由主義経済社会の下で、
学生時代を過ごし、厳しい労働環境で成長してきた。
だから、目先の収入が増えるかどうか、
暮らしが楽になるかどうか重視で、
将来を見据える視野を広げる余裕はない。
日本社会全体を覆っている、“今だけ、カネだけ、自分だけ”の風潮に
岸田首相もみごとに歩調を合わせていることになる。
まさに日本の将来がどうなろうとも、
「今だけよければ内閣」そのものだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する