いまから10年前、第二次安倍内閣が発足し、
三本の矢を柱とするアベノミクスがスタートした。
第一の矢が大胆な金融緩和
第二の矢が機動的な財政政策
第三の矢が民間投資を喚起する成長戦略
だった。
最大の目的はデフレ脱却で、異次元の金融緩和で
市場にには金があふれかえった。
あれから10年、安倍元首相は凶弾にたおれ
アベノミクスはいまや円安の渦中にある。
10年一昔というが、岸田内閣が掲げる「新しい資本主義」は、
何にも具体性はないが、基本はアベノミクスと同じだ。
円安によってインフレターゲット2%は達成したが、
給料は上がらず、物価高だけが一人歩きする惨憺たる状況だ。
その原因は、成長戦略が何一つ実現できなかったことに尽きる。
三本の矢は、ひとつでも欠けると脆く折れやすい。
まさにいまその折れやすさに日本経済は直面している。
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