エスカレーターは本来、人が歩いて上り下りすることを
想定していない。
しかし、多くの場合、利用者は左側か右側(関西)に寄って
歩く人のために片側を空ける暗黙のルールがある。
ところが、埼玉県では昨年10月に、
エスカレーターでは歩かず立ち止まる全国初の条例を
施行したそうだ。
隣県に住んでいるが、2020年にコロナ禍が始まって以来
東京都から出たことがないので、知らなかった。
条例の効果はどうかというと、
多くの利用者は立ち止まっているが、
まだ4割程度は歩いているそうだ。
私は原則、階段利用派なので、
エスカレーターを利用する事はほとんどないし、
もし、利用したとしても以前から立ち止まるようにしている。
なぜなら、多くの人が利用するエスカレーターで
万が一転びでもしたら、自分の怪我だけではすまないという
不安を感じていたからだ。
経済成長期だった若い頃は、
誰もが急いでいた時代でなにかに追われるように、
エスカレーターを駆け上がっていたものだが、
もう日本はそんな時代ではない。
“せまい日本、そんなに急いでどこへ行く”という
1970年頃の交通標語を思い出すこの頃である。
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