ひと昔の代名詞ともなっている10年。
しかし、東日本大震災は原発事故を含め
津波からの復興はいまだ途上である。
復興五輪なんて、まやかしとしかいえない。
10年前の3月11日。
私は友人と2人で、夏山登山の足慣らしと称して、
奥多摩の低山をのぼっていた。
JR青梅線の軍畑から目指したのは、
高水三山という、三つの低山。
高水山は常福院という寺の南側にあり、標高は759m
さらに岩茸岩山が793m 最後が、惣岳山で756m。
10年前この三山を早足で走破し、
御嶽駅に下山したのが13時過ぎ。
いつもなら、駅前の中華店でビールを飲みながら、
過ごすのだが、この日に限って、そのまま帰宅。
こんなこと初めてだったのだが、
その二時間後に東日本大震災が起きた。
いつも通りだったら、恐らく電車は止まり、
徒歩で帰宅することになっていただろう。
酒飲みの2人がなぜ、真っ直ぐ帰宅したのか、
魔が差した?としか思えず、いまだにわからない。
10年の節目の昨日、2人で同じコースを同じ時間帯に歩いた。
山はまったく変わらない。
変わったのは、2人とも10年分歳をとっただけだった。
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