緊急事態宣言を全国に発令した記者会見で、
朝日新聞記者がアベノマスクについて質問したら、
首相の口から「朝日新聞が3300円(2枚)のマスクを販売している」と
批判の言葉が飛び出した。
ネットではさっそく、朝日新聞叩きのツイートが
飛び交ったが、私はこのマスクのことは知っていたので、
おやおや首相ともあろう人が、またかとがっかりした。
マスク不足に貢献しようとしたのは大津毛織という老舗で、
地場産業を活性化するために大津市も支援している。
朝日新聞は医療用マスクとくらべても遜色ないほどの
性能があることから、販売を支援しただけだった。
しかし、安倍首相の口劇に便乗して、
SNS上では、アサヒノマスクやぼったくりマスクなどと
鬼の首をとったようなツイートが飛び交ったわけだ。
朝日新聞憎しの安倍首相も、
してやったりと思ったのだろうが、
事実が明らかになるにつれて、
アベノマスク、アベノコラボに続いて
恥の上塗りとなった。
安倍首相が口劇した翌日には、
アベノマスクの欠陥が、1900件あったことを
マスコミ各社が報じていた。
大津毛織としても、毛織りの技術を駆使した
150回は洗ってつかえる高品質マスクを、
アベノマスクと同等以下に扱われ戸惑いを隠せないでいる。
医療現場のマスク不足を解消するなら、
このマスクと届けることに意義があったのではないか。
そもそも事実関係を十分に確かめることもなく、
口劇した首相も首相だが、国民がひとつにと、叫ばれる中で、
SNSで誹謗中傷することで快感を得ようとするのも、情けない限りだ。
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