MLBでは、上限100球を目途に、
投球数を制限している。
日本のプロ野球はそこまで明確にはしていないが、
概ね、100球前後で中継ぎ投入が一般化している。
高校野球でもこの議論がされているが、
高野連は結局、投球数制限の見送りを決めた。
その理由は、選手確保が難しいチームへの配慮だった。
だが、子ども時代から野球に親しむ日本では、
野球障害という独特の障害になる子どもが多いといわれている。
その、多くが幼児期からの投げすぎにあり、
整形外科を受診する、野球障害の6割を肘が占めるとされている。
高校野球ばかりが注目されているが、
実のところ小学生の時に肘を故障すると、
高校生になってから再発するケースが多いそうで、
少年野球におけるコーチの責任が重いという指摘もある。
指導者が、自分のチームを勝たせたい、
その熱意が、身体ができあがっていない小学生に
過度の負担をかけることに、根源的な原因が潜んでいるというのだ。
投球数制限は、少年野球段階から着手していくことが重要で、
「障害予防」にまさる対策はないということだ。
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