冗談抜きにして、人の人生をなんだと思っているのだろうか。
殆どの人は、なんら罪科を受けることなく、一生を終わるのが普通だ。
婦女暴行という卑劣な犯罪容疑で有罪となり、
懲役4年の判決で服役していた鹿児島市の23歳の青年が、高裁で無罪になった。
無罪の決め手は、微量なので鑑定できないとされていた
容疑者のものと思われる体液のDNAだった。
再鑑定したら、本人のDNAと一致しないことが判明した。
そればかりか、鑑定不能とした理由が、DNAが一致しないことが分かったので
それを隠蔽するためだったというのだから、開いた口がふさがらない。
あまり観たことはないが、テレビドラマの「科捜研の女」では、
科学がゆるぎない真実を導きだし、容疑者の冤罪を晴らす、
もしくは真犯人を捜し当てるというストーリーだ。
これに対して、鹿児島県警は、無理矢理犯罪者をつくりだすために、
科学捜査を歪めていたことになる。
冤罪に懲りない日本の警察、そしてそれを見抜けない裁判官。
誰もが、一生、罪科を受けずに無事に終わることが、
これからは難しくなった、そう言わざるを得ない。
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