企業が不祥事を起こすと、最近の経営者は決まって、
コンプライアンスを徹底するなどと釈明するようになった。
このところ不祥事だらけのNHKの責任者である籾井会長も、
高市総務相に、「コンプライアンスを徹底し、
公共放送の使命と責任を果たしていく」と釈明した。
コンプライアンスとは、法令順守という意味だが、
暴言続きの会長に、いちばん求めたいのがコンプライアンスかもしれない。
なぜ、こんな横文字の言葉を使うのか、なぜ法令順守ではいけないのか、
かねてから私は、とても疑問に感じている。
コンプライアンスというと、なにか別な重みでもあるように錯覚するが、
法令を順守というのは、ごくごく当たり前の社会常識であり、
横文字にするとむしろ、その真意を分かりにくくする嫌いがある。
ましてや日本放送協会の会長なのだから、率先して法令順守という
分かりやすい日本語、重みのある日本語を使ってはどうだろうか。
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