鬼粉である。
置き去りにして去る。
今日も明日も、もう無し。
【木札】
Hさんの話。
秋に、落ち葉の林を散策していた。
ふわふわとした踏み心地が気持ち良かった。
すると、少し奥まったところで木の札を見つけた。
墨で名前が書いてある。
札は幾つも落ちていて、それぞれ違う名前が書いてあった。
数えてはいないが10以上はあった。
そして近くに同じ木の札を燃やしたと思しき燃え滓の跡が幾つもあった。
何に使うものなのかも分からず、気味が悪かったのですぐそこを去った。
苗字は同じで名前だけが違っていた。
男性も女性ある。
そして、どれもこのあたりでは聞かない名前であったと云う。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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