ちょっと隠れて待ち伏せするイティさん。今の陽気だと朝は玄関過ごしやすそうです。頭を撫でます。そのまま座ってお見送り態勢に。もう一度頭を撫でると大きくお口を開けて文句鳴き。ごめんねー、行ってきますね。
狂信である。なんともみっともない。胸がどんどん灼けていく。【黒い服の男達と輪のようなもの】Hさんの話。時々見かけるものとして、こういうのもある。峠に入る手前にある神社の裏手あたり。林がまばらになっているところが見えるのだが、黒い服を着た男達
玄関で見送り待ちのイティさん。朝ごはんは気に入ってくれたようです。頭を撫でます。ペロリとお返事。行ってきますね。
致死である。窓の外は闇。胸が焼けて痛い。【マネキン】Hさんの話。峠の入り口に、洞穴のような腰ほどの高さの割れ目とも穴ともつかないものがある。時々その中に白い顔を見る。無表情でちょっとマネキンのように見える。が、そうではないともわかる。少し気
椅子の上に鎮座するイティさん。おはようございます。ご飯を待っていた様子。はい、直ぐに。頭を撫でます。いつもの文句鳴き。
忘却である。そうして全ての歯車が狂っていく。吐きそうだ。【棒】Hさんの話。山歩きをしている時の話。山の上から何か飛んでくるのが見えた。棒のような。真っ直ぐに飛んで来て頭の遥か上を越えて、背後の山の方へ行ってしまった。以上、本日の怪談である。
変質である。溶けていく。世界が全て溶けて無くなる。【落葉】Hさんの話。紅葉の季節に山を歩く。後をつけてくる足音が聞こえる。落ち葉を踏み締め、小枝の折れる音。毎年のことなので気にしないが、どうしてこの季節だけ、とは思う。以上、本日の怪談である
暗殺である。そればかり考える。そればかりが頭をよぎる。【脱衣所】Hさんの話。近くの温泉の脱衣所。何時も端っこに浴衣がはだけたおじいさんが座っている。何年も、ずっと居る以上、本日の怪談である。うーむ。
お皿に沿って寝るイティさん。最近朝は丸皿気分。おはようーと声を掛けて、頭を撫でます。ふわふわした感触。さて、いろいろ準備します。
寒帯である。横に靡いてくる奴ら。そんなものはすぐにひっくり返るだろう。【線香】Hさんの話。山を歩いていて、線香の匂いがしてきたら、少し注意して歩く。歩き続けると、臭いは消えてしまうこともあるが、逆に濃くなることもあって、そういう場合は引き返
カーテンの向こうに隠れてたチョビ子さん。失礼、とすぐに閉じます。暫くしたらお喋りしながら出てきました。頭を撫でます。だいぶ夜も涼しいですが、あとは寒くなるばかりなのかな。
雛鳥である。夜にも鳴く。昼も途切れず。これぞ驚異であろう。【地味な作業】Hさんの話。袖を不意に引かれ、見ると灰色の顔の男と目が合う。目は合わせたくなかったが仕方ない。腕を軽く払い、繁華街で時間を潰してから帰宅する。地味に億劫な作業。歩くとこ
登ってくるチョビ子さん。何かお話ししながらきてます。何かあったのかな?特にそういうわけではなさそうなのかな。頭を撫でます。善い仔、善い仔。
白獣である。無言の問いを投げかける。何度も途切れずに。【天井の隅】Hさんの話。ある友人の家のこと。天井の隅に何時も五、六個の顔が浮いているのが見える。はっきりとではない。いくつかの部屋に入ったがどの部屋もそんな感じであった。友人には言ってい
イティさん。丸いお皿で過ごすのが増えてきました。なんとなくな季節の変わり目を感じます。定位置が変わり始めて、冬には2階にずっといる感じですね。頭を撫でます。
千切である。夜に向かって吠えている。どうしようも無く。【夜の家の外】Hさんの話。夜に外を覗くと、時々おかしなものを見る。ちょっと離れたただの草っ原のある道の向かいから、うちの方をずっと眺めている人影。大人の男だというのはわかるが、どんな人な
通せんぼするチョビ子さん。跨ぎます。すぐ追いかけてきて、通り越してまた通せんぼ。頭を撫でます。ちょっとお買い物です。すぐ帰るから待ってて下さい。
白板である。千切れていく心。休日にはいつも遭難する。【坂道】Hさんの話。子供が、坂道を走り降りている。あぶないな、と思って見てたら、不意に転んだ。そしてそのまま地面に吸われるように消えた。とても暑い日の午後だった。以上、本日の怪談である。う
近いチョビ子さん。ずっと寄り添ってくれる夜です。今夜はかわるがわる来ては胸の上で何かお話しして帰っていきます。頭を撫でます。
煩悶である。どんどん僕は腐っていくのだろう。こうしているうちに。【黙々と】Hさんの話。雨上がりの夜道を歩く。街灯のない道を歩くと、不思議と人とすれ違う。いつも人はそんなに歩いていない。どこの誰かもわからないし、向こうもこちらを見ていない。黙
お水を飲むチョビ子さん。入れ替えたばかりです。美味しそうに飲んでくれて良かった。背中を撫でます。次は爪研ぎでばりばり。
お水を飲むチョビ子さん。入れ替えたばかりです。美味しそうに飲んでくれて良かった。背中を撫でます。次は爪研ぎでばりばり。
冷風である。耳を疑う事ばかり。一足ごとに遠ざかる。【山にいる人】Hさんの話。近所の山を歩いていると、少し先の方に人が歩いていることがある。が、そういう場合は気をつけて、本当の人かどうか見定める。向かう方向を変えたのにまた現れたり、妙に距離が
イティさん、相変わらず、朝は優雅に過ごしております。頭を撫でます。挨拶がわりの文句鳴き頂きました。でも、玄関まで見送ってくれました。ありがとうー。
イティさん、相変わらず、朝は優雅に過ごしております。頭を撫でます。挨拶がわりの文句鳴き頂きました。でも、玄関まで見送ってくれました。ありがとうー。
汚滲である。虚な目をしているだろう。嫌悪が満ちていく。【足跡】Hさんの話。玄関の前に濡れた裸足の足跡があった。両足とも50センチ以上あったと思う。他の足跡はなく、歩いた様子も無かった。誰かの悪戯か。そうなのかもしれないが、そうでは無いような気
焦燥である。やる事をやらねば。そんな風に気ばかり急いて。【移動】Hさんの話。廊下に出してあったモノが、朝になるの移動していた事が良くある。掃除機だとか、後で仕舞おうと思っていた段ボールだとか。何時も、廊下の真ん中とかとても邪魔なところにある