チョビ子さんはご機嫌な朝。ご飯を待ってたみたいです。いそいそと用意します。うむ、満足げ。背中を撫でます。
悪漢である。呆けた鳥が飛んでいく。霞目に目もくれず。【子供の声】 Sさんの話。泣いている子供の声が聞こえて来た。山で一人歩きしている時に聞きたい声ではない。どこから聞こえているのかわからないが、こちらが遠ざかろうとしても、少し離れたところから
開けて欲しそうに立っているイティさん。そろそろ板の間が冷たいかな、まだ平気か。頭を撫でます。が、出るとこなのでそこの戸は開けません。それと、いつも自分で開けてるけど、誰かに開けてもらいたい気分の時もあるようです。
闇車である。そちらこちらで息を潜める。無言の圧が凄い。【荒地の廃バス】 Sさんの話。夜、海辺を友人車の助手席に乗って走っていた。ふと、道路脇の荒地に、おそらく漁師の倉庫代わりにに使われている廃バスがあって見た。沢山の烏のような鳥が飛び交うシル
イティさん。朝からパキッとしてますね。走り回って忙しそうです。今日は寒そうなのでほかほかゾーンでお寛ぎを。頭を撫でます。すーりすり。
暗空である。重い冷たさが背中から這い寄る。必要なのは透き通った一瞬の時間。【石垣】 Sさんの話。子供の頃、城跡で遊んだ時のこと。学校帰りで、みんなのランドセルを石垣の袂に重ねて置いた。帰る時に、下の方にあった自分のランドセルを取り出すと、どか
忙しそうなイティさんの朝。沢山うろうろしてました。すれ違いざまに背中を撫でます。立ち止まったので顎をすりすり。行って来ますね。
系統である。明日には忘れていることばかり。そうして色々崩してゆくのか。【足音】 Sさんの話。深夜、目が覚めると、顔の上を足音が通り過ぎて行った。砂利を踏み締める音。遠ざかって何処かに消えた。以上、本日の怪談である。うーむ。
ベッドにしがみつき出方を待つイティさん。こちらが寝転がったら、即上に乗る気まんまん。横に座って背中を撫でます。あら、お膝の上に。ごろごろお喋り。
ベッドにしがみつき出方を待つイティさん。こちらが寝転がったら、即上に乗る気まんまん。横に座って背中を撫でます。あら、お膝の上に。ごろごろお喋り。
筆舌である。転がるように走る。兎に角気にせず集中するのだ。【洗濯物の顔のこと】 Sさんの話。近所の家のこと。庭に洗濯物を干すのだが、その隙間からちらちらと顔が見える。おそらく女性のようだが首から下は見たことがない。見えるのも一部。ただ、普通の
怪炎である。痛みの日常に気が付く。光が蛇のように絡みつき頭痛が始まる。【自転車】 Sさんの話。お祭りの日の夜だったと思う。喧騒を離れて農道を1人歩いていた。後ろから何か近づく音がした。見ると誰も乗っていない自転車が、自分を追い抜いて走り去って
瑣末である。時間がどうにもならない。掴まえても指の間からすり抜けていく。【立ちくらみ】 Sさんの話。とある日曜日の午後。立った瞬間に立ちくらみをして目を抑える。耳がキーンと鳴り、下の方からゲラゲラと嗤う声。昨日、友人に付き合って神社仏閣などた
黒波である。為せぬままに時間が過ぎる。向こうのほうでもそうなんだろうか。【点のような】 Sさんの話。或る夜、目が覚めてしまった。取り敢えず真っ暗な天井を眺めた。白っぽい点のようなものが二つ見えた。灯りという感じでもない。あれは何だろう。すると
古窓である。違和感を感じて振り返る。着くまでに、何十回とそうした。【旧車】 Sさんの話。近くの畑の脇に庭の広い家がある。古い家では無いが、所謂、旧車が幾つも庭に駐車させている。奥に屋根付きのガレージもあるようだが、大体表に飾るように置いてある
照夜である。煙の柱が幾つも。肩を落として秋の野を跨ぐ。【深夜の足音】 Sさんの話。深夜の事。どたどたと天井の方から足音。続いて、とてとてと子供のような足音。大体北の方に向かって駆け抜けていく。何処に行こうとしてるのだろう、と時々思う。以上、本
寒そうなイティさん。昨日から今朝にかけて寒かったですからね。頭を撫でます。文句鳴き。なるべくあったかくします。
寒そうなイティさん。昨日から今朝にかけて寒かったですからね。頭を撫でます。文句鳴き。なるべくあったかくします。
不整である。埃っぽい街。湿ったようなベルの音が追いかけてくる。【炎】 Sさんの話。隣町を1人で深夜歩いていた時のこと。街中の何処かの小学校の前を通った。校庭も校舎も真っ暗だったが、何となく眺めていると、唐突に、校庭の真ん中で大きな炎が、ぽわっ
ホカペの上でまるまるチョビ子さん。声をかけてから頭を撫でます。薄く目を開けて反応しました。おやすみなさい。
虚無である。水が流れている音を聞く。ずっと、ただ聞く。【手形】 Sさんの話。風が吹く夜。ばたばたとと窓が鳴り、家が軋む。翌朝、窓にたくさんの手形のような跡が見つかる。大きい手や小さい手、様々ある。以上、本日の怪談である。うーむ。