チョビ子さん。やっぱり押し入れにいました。行ってくるよ、と言うとのそのそ出てきます。頭をなでます。行ってきますね。
秘事である。暴れる空気がこちらに迫る。抱えきれない。【裏返し】 Sさんの話。帰宅すると、台所に積んであったお皿が、全て裏向きになっていた。こういう日は時々あり、家人総出で、家の片付けをする。何故かはわからないが、昔からそういう習慣がある。以上
支度するのを待つイティさん。今朝はお行儀がことさら良いですね。頭を撫でます。玄関前のお皿に寝そべります。のんびりどうぞ。もう一度撫でて出掛けます。
探索である。少しでも少しでも。餓鬼のように幼子のように。【墓地への入り】 Sさんの話。『おい』と怒気を孕んだ声で呼ばれる。山道の手前辺り、声のした方は少し前から分岐して山に入っていく道である。なのであちらが少し高く、見下ろすようにして、顔が妙
泡沫である。振り返ったら呑まれそうな口。まだ見てはいない。【夜明け前】 Sさんの話。夜明け前に目が覚めた。地響きのような音が聞こえる。海の方から、人々の嬌声のようにも。まだ、少し暗い。また眠りにつく。そういう日が年に何回かある。以上、本日の怪
穏夢である。乱れのない世界に波紋を打つ。誰かが倒れるまで繰り返している。【つい見かけた】 Sさんの話。近所の家の咲き誇る花壇の上に、黒い霧のようなものが浮いていた。停滞している、という感じだった。次の日、その家の子供がその晩に亡くなったのを知
朝から興奮しているチョビ子さん。お見送りで盛り上がってます。帰ったら遊びましょ。頭を撫でます。大盛り上がり。
朝から興奮しているチョビ子さん。お見送りで盛り上がってます。帰ったら遊びましょ。頭を撫でます。大盛り上がり。
解除である。炎が湧き立つ道を通らざるを得ない。汗など気にもならない。【石飛礫】 Sさんの話。知らない墓地の前を通った時、何となく心惹かれた。中に入ろうとすると、後ろから石飛礫が飛んできて、自分の脇に落ちた。子供の拳ほどの石。何となくやめておい
玄関を堪能中のイティさん。さてそろそろ出掛けますよ。頭を撫でます。起きて中へ行ってくれました。もう一度頭を撫でます。行ってきますね。
弱体である。糸となって歩くような心もとの無さ。座ってもまた立たねばならない。【だいたい三日】 Sさんの話。同じ顔の女性。それを1日のうちで何度も見かける。ふと覗いた鏡の中や、ふと目の端の存在感を見に行った時の一瞬。その時は三日くらいそんな感じ
玄関前で優雅なイティさん。本日はこんな寛ぎ方をしてました。背中を撫でます。軽く文句鳴きでお見送り。行ってきます。
暖雪である。しまった小箱が溜まっていく。よろよろと進むが、追い越していく時間を無理やりと追い抜く。【玄関の辺り】 Sさんの話。深夜に起きてトイレに行くと、玄関の辺りで人影を見た。あっと声をあげると、消えた。以上、本日の怪談である。うーむ。
潜みひそひそ。チョビ子さんは気配を消して隠れてました。出てきたので頭を撫でます。急いで暗がりに戻ります。イティさんも独自行動中。行ってきますね。
急流である。思わず立ち止まる。誰も居ないところに。仕方なく、そっちの方へと。【夏になると】 Sさんの話。夏になると、地面が揺らいで見える。陽炎とはまた違って、もっと空気が濃くなったように。人の形や、人の部位の形をしているものが多い。その中を縫
玄関好きのイティさん。堪能中にお邪魔しました。出掛けるまで張り切ってどうぞ。靴を履いていると膝下まで来ました。背中を撫でます。はい、行きますよ。促すと小さなお口を開けて文句鳴き。行ってきますね。
玄関好きのイティさん。堪能中にお邪魔しました。出掛けるまで張り切ってどうぞ。靴を履いていると膝下まで来ました。背中を撫でます。はい、行きますよ。促すと小さなお口を開けて文句鳴き。行ってきますね。
汚圧である。耳鳴りがスパークする。身動き取れずも、行くところには行く。やる事はやる。【電車の手】 Sさんの話。電車に乗っていて、席に座る人の、狭もたれの腰のあたり。よく、腰や服に掴まっている手を見る。どうという事はないが、自然と目が行く。以上
チョビ子さんは潜んでお見送り。ちょっと出てきたので頭を撫でます。ふんふん言いながら何処かへ。のんびりお過ごしを。行ってきますね。
チョビ子さんは潜んでお見送り。ちょっと出てきたので頭を撫でます。ふんふん言いながら何処かへ。のんびりお過ごしを。行ってきますね。
漆黒である。手探りで触り撫でる。ごろごろと音が聞こえる。【生活習慣】 Sさんの話。朝方まで起きていて寝た日のこと。肩を揺さぶられて目が覚める。誰も居ないのだが。また横になり、暫くすると揺さぶられる。それが繰り返されるので、あまり眠らないで起き
憑依である。空がだんだん暗くなる。天井の隅のように黒い穴が穿たれる。【ひょこひょこ】 Sさんの話。夏に、空き地の叢の向こう側にひょこひょこと顔を出している。白い顔、多分女性。気になっているが見ないようにしている。以上、本日の怪談である。うーむ
ご飯を待つイティさん。思っていた時刻と違うのか何となく不機嫌そう。作って置いておくと、いつの間にか食べてたようなので良かったです。出来る限り頭を撫でます。
欺瞞である。波紋が立つ。避けることはできない。【撃退】 Sさんの話。山道を歩いていると、何かが胸に当たり地面に落ちた。足元に何か見える。よく見ると、黒い粉のようなのが散っている。何だろうと思っていると、前方の林の中から、真っ黒いビー玉のようの
チョビ子さん。探したら押入れの奥に。居心地は良さそうですが暑くないのかな?頭を撫でます。行ってきますね。涼んでね。
チョビ子さん。探したら押入れの奥に。居心地は良さそうですが暑くないのかな?頭を撫でます。行ってきますね。涼んでね。