朝日を浴びるチョビ子さん。嬉しそう。前に回ると眩しそうでした。頭を撫でます。窓は一応、出掛けるぎりぎりまで空けときますね。
赤屋である。運ばれる時間に乗り遅れそうにつんのめる。今日も何とか、ぎりぎりで。【障子】 Hさんの話。夜、障子越しに人影が通り過ぎる。子供の頃、そういう時期があった。こたつに入ってみた記憶があるから冬だったのだろう。改築してから見なくなった。以
玄関前の自由なイティさん。お見送り前に盛り上がってます。玄関に出て座るとお膝に来ました。ちょっと色々撫でます。行ってきますね。
長城である。塊が襲ってくる。鈍を幾つも抱えて。【小川】 Hさんの話。近くの小川について。昔はよくそこで遊んだ。が、時々、覗き込むと知らない顔が自分の隣に映ったりするので、あまり行かなくなった。以上、本日の怪談である。うーむ。
少し朝日が眩しそうなチョビ子さん。少し眠いのかも。頭を撫でます。ふかふかな毛が朝日にきらきらしてますね。行ってきます。
少し朝日が眩しそうなチョビ子さん。少し眠いのかも。頭を撫でます。ふかふかな毛が朝日にきらきらしてますね。行ってきます。
残時である。一つずつ壊していくしか無い。ゆっくりとであっても。【ゴミ捨て場】 Hさんの話。家の近くのゴミ捨て場まで少し距離がある。早朝に行くと大概おかしな者が立っている。何か言いたげな、戸惑ったような顔をした年寄りや、諦めたような顔の人達。皆
今日も窓辺にかぶりついているイティさん。頭を撫でます。飽きずにずっと見てますね。あと、鳥さんも近かったですね。チョビ子さんは下に降りて探検に。では行ってきますね。
奇界である。渦に堕ちていく。今頃になって。【柿の木】 Hさんの話。夏の或る夜。用事があって出掛けようと玄関を出ると、庭の柿の木が揺れていた。見上げると夜空を背景に、子供が鈴鳴りに登っているシルエットが見えた。もうそれだけで目を逸らして家を出る
明るい朝。まあ、まずは窓を開けよとイティさん。飽きずに眺めていますね。頭を撫でます。出るギリギリまでそんな風に。窓閉めようとしたらチョビ子さんに手を叩かれました。
不明である。どの人もぼやけて見える。声も音も間延びして。【納戸】 Hさんの話。古い箪笥や家具は納戸に仕舞ってある。年に何回か虫干しやら掃除の為、入る。いくつかの箪笥や家具の引き戸が引かれたままになっている。鍵がかけてあるわけでは無いのだけれど
カッコよく見送るチョビ子さん。行ってきますね。来たので頭を撫でます。丸めた紙を投げると追いかけて行きました。
冬崖である。困惑ばかりが根ざす大地。まだ先の事とはいえ。【公民館】 Hさんの話。地域の公民館は古い。何回も行った事があるが、廊下や戸の隙間から此方を覗くものがいる。見ただけで目が合ったような気持ちになり、少し気持ち悪い。どうせ誰もいないのだが
イティさん。近くでスマホを向けたら睨まれました。お外を気持ちよく見ていた様子。ごめんねー。頭を撫でます。再び外の様子を観察。飽きるまでどうぞ。
イティさん。近くでスマホを向けたら睨まれました。お外を気持ちよく見ていた様子。ごめんねー。頭を撫でます。再び外の様子を観察。飽きるまでどうぞ。
諦観である。湿っぽい夜。いつかの夜を思い出す。懐かしく。【嬌声】 Hさんの話。子供達が遊んでいる声。深夜、3時は過ぎただろうか。でも表で鬼ごっこでもしているようなやや遠い嬌声。明け方までああして遊ぶのだろうか。そんなことを考えながら眠った。以
日当たりの良い朝はにこにこするチョビ子さん。頭を撫でます。鼻歌とか歌ってそう。のんびりお過ごしくださいな。行ってきますね。
春扉である。押し寄せてくる水気。そんなふうになるとは知らなかった。【悲鳴】 Hさんの話。川の方へ抜けていく農道を歩いていた。きゃっという短い悲鳴が近くで聞こえる。この道を1人で通るとよく聞くけど何なんだろう。そんなことを考えた。以上、本日の怪
明夜である。春には都市が滅びる夢を見る。瑞々しい時間はいつ過ぎ去ったのか。【渇き】 Hさんの話。とても喉が渇いて目が覚めた。すぐに起き上がり、冷蔵庫の水を飲む。砂漠か、荒地のようなところで、ずっと水を渇望する夢だった。年に1回か2回、不定期に
ご飯の後のイティさん。ひとまず満足頂けたようです。頭を撫でます。小さく文句鳴きして、お布団の方へ。近くで工事をしているので潜るつもりかな。行ってきますね。
明夜である。春には都市が滅びる夢を見る。瑞々しい時間はいつ過ぎ去ったのか。【蛇】 Hさんの話。夏の終わりに近所の石垣に、1匹の蛇を見つけた。首を上げて此方を悠然と見ている。近くに寄らないようにして、通り過ぎた。暫く歩いてから気がついたが、蛇の
橋掛である。向こう側は見えず渡っていく。気がついた時にはもう遅い。【雨の午後】 Hさんの話。雨の日の午後だった。窓からふと外を見た時、激しく降る雨の中で人が浮かんで立っていた。2階にいる自分とほぼ並行に。大体5メートルほど先だろうか。濡れている
炬燵でニコニコのチョビ子さん。曇った割にはそんなに寒く無い朝。朝の炬燵を独占してました。頭を撫でます。イティさんは毛布の上。
暗空である。雨だけは暖かい。悲壮な音色が聞こえる。【下駄の音】 Hさんの話。下駄の音が深夜に聞こえてくる事がある。1人2人ではなく大勢。家の前の道路からは少し離れているのだが、其処から聞こえる。何回か窓から覗いたが人は居なかった。山の方に向かっ
消失である。冬に向かっている。その先に春は無いのだろう。【歌】 Hさんの話。子供の頃、夜中に目を覚まして寂しい思いをしていると、歌が聞こえた。誰が歌っているのかわからない、子守唄のような歌。不思議と安心して眠るのだった。以上、本日の怪談である
夜は少し遊びたいイティさん。お膝の上に来ました。背中を撫でます。尻尾を振ったり手を舐めたり忙しそう。ぐるぐる言ってます。
氷雪である。足を引き摺り遠くまで。言葉の壁に阻まれる。【夜の家】 Hさんの話。夜になると、家が騒がしくなる。知らない人の声が、戸川の向こうから聞こえたり、近くで息遣いがする。不思議と怖くないのを不思議に思う。以上、本日の怪談である。うーむ。