玄関に降りようか迷っているイティさん。結局降りずに頭の椅子へ。良い仔だねーと頭を撫でます。ぺろぺろりとお返事。
影前である。長生きの通路を見通すと向こうからゆっくりくるのが見える。気を付けて逃げないと。【枯れた河】 K君の話。夏に山の裾野にある農道を通っていると枯れた河があった。河床が剥き出しで水があったような気配はあまりない。が、大勢がある音が聞こえ
辺境である。暗い夜をさらに暗くする。柔らかな叫び声がずっと聞こえている。【靴棚】 K君の話。友人の実家は古くて、玄関も広い。ただ暗い。玄関の隅には扉付きの幅のある靴の棚が置かれ、その上に花を生けた花瓶がある。目の端で其処を捉えると、生首がずら
ひっそりと床に張り付くウィコさん。気を付けないと踏んでしまいそうですね。しゃがんで頭を撫でます。気を付けてね。フルフルフル、頭をブルブル。
血潮である。少しでも登って登って。そんな事しか考えない。【反応】 K君の話。夜の海の音に混じって人の名前を呼ぶような声が聞こえる。夜の海は見てはいけない、と子供の頃から大人たちに言われている。なので、そちらには気を向けない。それでも時々自分の
贖罪である。忘れていた。いよいよ浮き彫りになる。【十五夜】 K君の話。深夜、屋根の上を歩く音がする。一つや二つではない。だが特に何もしない。十五夜に何故か起きる、昔から。以上、本日の怪談である。うーむ。
板の間に寝そべるウィコさんと傍を通り過ぎるイティさん。板の間気持ちよさそうです。頭を撫でます。くすぐったそうに頭をプルプルと振ります。
板の間に寝そべるウィコさんと傍を通り過ぎるイティさん。板の間気持ちよさそうです。頭を撫でます。くすぐったそうに頭をプルプルと振ります。
乱打である。どうすれば良いのか分からない。明日はきっと大変な日。【数珠の人】 K君の話。バス停に数珠のような腕輪を腕に複数付けている男の人がいた。おとなしめな外見なのに何となく其処だけ妙に浮き出て見える。近くに寄ると小さい音だったが子供の鳴き
チョビ子さんはタオルのコンディションを確認中。合格したようで寝そべりました。何となくにこにこしてます。頭を撫でます。行ってきますね。
隙間である。轟々と下の方から鳴る。音の奔流が吹き抜けていく。【石碑】 K君の話。峠の上の方に開けた場所があって大きな石碑が建っている。何の碑なのか由来も知らない。正面は平たくなっているのだが、石をたくさん投げられて傷が付き、その石がたくさん散
仲良くおやつを食べるウィコさんとイティさん。時に唸りあったりもしますが仲良しタイムもあります。おやつの時は平和。頭を撫でます。
仲良くおやつを食べるウィコさんとイティさん。時に唸りあったりもしますが仲良しタイムもあります。おやつの時は平和。頭を撫でます。
仲良くおやつを食べるウィコさんとイティさん。時に唸りあったりもしますが仲良しタイムもあります。おやつの時は平和。頭を撫でます。
毒路である。耳鳴りが喧しく。その向こう側にある静かな夜を考える。【ブロック塀】 K君の話。子供の頃、近所に何故か一部のブロック塀が崩れた家があった。その隙間からよく顔が覗いていたのを覚えている。灰色っぽい茶色っぽい顔で、白めが妙に白くて気味が
タオルを裏返して敷くと、チョビ子さんが待ってましたとやってきました。ごわごわ感を楽しんでいるようです。背中を撫でます。ぬりーんとしてきました。ぬりーんと。
鼓動である。止まない。非難の目を向けられても。【ホテルの廃墟】 K君の話。海の側にホテルの廃墟がある。入ったことも入りたいと思ったこともない。斜面のような場所に建っている。窓は雨戸閉まっていたり板が打ち付けてあったりする。大きく空いた窓が上の
イティさんは静かにお見送りしてくれました。寒そうだからあったかくしてください。頭を撫でます。すりすり撫で撫でして出掛けます。
保留である。置いたまま立ち去る。吐く息が震える。【ブレーキ音】 K君の話。深夜。外から断続的な自転車のブレーキの音が聞こえてきた。段々近づくに従って、それは女性の叫び声だということがわかった。そのまま家の前を通り過ぎて行ってしまった。海の方へ
イティさん。自分の椅子と決めた椅子に陣取ってます。とりませんよ。頭を撫でます。短く鳴いてお返事。行ってきますね。
泥人である。重くどろどろと歩いている。周りに泥濘を作りながら。【束】 K君の話。仏間から夜中に苦しげな声がよく聞こえた。老婆のような声。仏間に寝ている家人はいない。そんなに怖くない、明るい昼間に仏間に行って色々調べた。仏壇の下に付いている引き
ウィコさん。お皿の上で過ごすのが最近は好きな様子。斜めに此方を見てお見送り。柔らかな背中を撫でます。晩御飯までごゆっくり。
ウィコさん。お皿の上で過ごすのが最近は好きな様子。斜めに此方を見てお見送り。柔らかな背中を撫でます。晩御飯までごゆっくり。
土竜である。溶岩が熱く煮えたぎる。構うものかと狼が吠える。【暗い夢】 K君の話。暗い穴に落ちていく夢を見る。もうどうなってもいいという暗い気持ちで満たされる。誰もここには居ないという思いが圧になって、心が上から押しつぶされるような気がしている
優雅に座るイティさん。最近はこの椅子に座るとお膝に乗って来るのですが、自分の席だからどいてよ、たかってるような気もしてきました。頭を撫でます。
不安である。見えるものは段々霞んでいく。日を跨ぎ溜まる鬱屈。【水音】 K君の話。夜中にすぐ近くからのちゃぷりと水音を聞くことがある。これは昔から聞こえている。そして場所を選ばす、友人宅に泊まった時や、修学旅行の時に聞いたこともある。家でなく、