黒時である。
ひとつ踏む、ふたつ踏む。
そうして少しずつ近づいている。
【御使い】
Hさんの話。
近所のおばさんが買い物帰りに倒れた。
それは、それで事件だったのだが、その後近所で噂されたのはそのことではなかった。
倒れたおばさんに、近所の誰かが急いで駆け寄ると、おばさんの下から、立派な白い蛇が這い出てきて、悠々と神社のある方の藪の中に消えていった。
結構見た人がいて、あの人は何かしたのじゃないかと噂になった。
真偽の程は不明だが、おばさんには何か心当たりがあるようで、家族を説得して遠くの街に引っ越したそうである。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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