悔流である。
白磁のように無表情に。
ただ甘さの記憶だけを必死に思い出す。
【時間】
Hさんの話。
祖母の弟、というなは随分昔に亡くなっているのだが、時々祖母のところに現れるという。
夜中に目が覚めると傍に座っている。
坊主頭の黒い影なのだが、お弟なのだとわかる。
何を言うでもない。
でも、現れる時には何か節目になることが家族に起きる。
良いこともあれば良くないこともあった。
その事について焦ったり、気にしたりという事もない。
ああまた時間が動くのだなと、思う。
そして家族に、弟が現れたよ、と言うことだけは伝えるのだという。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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