走狗である。
何かに言わされているのか。
誰かに運ばされているのか。
【工事】
Hさんの話。
近所で工事をやっていた。
下水道工事だったのではないか、と思う。
木陰に停めてあるワゴン車。
ちょうど真横を通った時、助手席に暗い目をした男が座って工事の様子を見ているのが見えた。
あ!っと後ろから声がして足を止めた。
振り返ると現場の誰か怪我をしたか何かトラブルがあったようだった。
急に何か倒れて足が下敷きになったようだ。
慌ただしい声、居たら邪魔になるかと動こうとすると、真横の助手席には誰も座って居ないことに気が付いた。
周りを見たが、出てきた様子もない。
暑い日だったが少し背中が寒くなった気がして、その場を去った。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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