失望である。
ひとりになると急に望みが絶たれたように感じる。
灰色の雲が膨らんでいく。
【駐車場】
Hさんの話。
ある田圃の脇に砂利を敷いただけの駐車場がある。
昼間は、農作業の軽トラックが停まっており、夜はほぼ空き地である。
時々だが、深夜にそこにぼうっと光っているような灯りが見えることがあり、近寄ると人の顔、俯いた女の人の顔が浮かんでいるように見えるという。
あの人はあんなところでひとりで何をやっているのか、そもそもなんの灯があの顔を照らしているんだろう?
見た人は皆、そのことが気になり、怖くなって近寄るのをやめて引き返す。
そう言う噂のある駐車場がある。
自分はまだ、見たことはない。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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