白紙である。
無色の恐ろしさがじわじわと滲んでくる。
多分このまま滅びていくのだ。
【校内放送】
O君の話。
昔近所に空き家があって忍び込んだ事がある。
廃墟では無く、そこそこ新しい家だった。
裏口が空いていてそこから入った。
締め切っているのでそこそこ暗い。
ちょうど階段を登る時、『なにをしている』と野太い男の声が真上から聞こえた。
学校で聞く校内放送のようにスピーカーから聞こえる声のようだった。
上を見たが天井があるばかりだ。
『おい』と次の声は背中で聞いた。
もう慌てて逃げ出していたという。
今は建て替えて新しい家が建っている。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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