白紙である。
無色の恐ろしさがじわじわと滲んでくる。
多分このまま滅びていくのだ。
【近所のお婆さん】
O君の話。
幼い頃、近所に苦手なお婆さんがいた。
古い平家に1人で住んでいる人だったと思う。
何というか、説明が難しいが怖かった。
特に怒ったりする人ではないが苦手で目が合うのがとても嫌だった。
一度、夕方にその平家に入ろうとする後ろ姿を見かけたが、お婆さんの後ろや脇に、5つも6つも火が舞っていた。
人魂なのか火の玉なのかわからない。
もっと芯が無く、火そのもののように見えたという。
お婆さんがどうなったのかは自分にはよくわかっていないし聞いてもいない。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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