銀鬼である。
大きな煙をあげて。
ゆっくり落ち着いて逃げ出そう。
【入り口】
Tさんの話。
近くの山裾に十字路がある。
舗装はされているが、車が行き交うような道ではない。
そこはちょうど山の入り口のような場所であるが、時々夜中にその前を車で通ると、藪のそばに女の人が立っている事がある。
俯いて顔は見えない。
こちらもあえて見ようとはしない。
いつも同じ服装で同じポーズ。
生きている人の気がしない。
何時も通る前は忘れていて、ああそう言えばこういう人がいたんだっけか、と思い出す。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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