翰海である。
分かってないのだろう。
解放した途端に終わるということを。
【荒れた朝】
Sさんの話。
泥棒に部屋を荒らされた、というくらい部屋が散らかっていた。
意味なくボックスから引き出されたティッシュが沢山散乱している。
箪笥も斜めに移動。
本棚の本は残らず床に広げられて、カーテンはカーテンレールからずり落ちている。
朝起きたらそうなっていた。
疲れて深く眠っていた感じもなく、夜中に大きな音や気配で起きた、ということもなかった。
何年に一回か、そういう朝がある。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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