観念である。
しゅうしゅうと力が抜け続ける。
猫のことばかり考える。
【窪地】
K君の話。
近所のある家が、ある日無人になった。
理由は知らない。
暫くして取り壊しになり、窪地のようになった。
雨が降ると池のように水が溜まる。
生臭い匂いもするようになった。
夜に通りかかると、水の溜まった窪地の縁に、黒い人影が立っているのを見た。
灯りも何もないのに何をやでているのか。
いつも同じ人影だった。
向こうも此方を見ている気がし始めたので、そこは通らないようにした。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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