毒花である。
背中からずりずりと削られていく。
薄っぺらくなっているだろう。
【坂道】
Hさんの話。
ちょうどお寺の裏手にある山沿いの坂道。
近道でもあるのだが昼間、1人の時は通らない。
夜であれば尚更である。
もしも、坂道の反対側から誰か来ても見ようとはしない。
大概は、農夫のように見える誰かだ。
その都度違う。
近所で見たこともない人である。
自分を通り越したら居なくなるのが分かっている。
急いでいて、今回だけは大丈夫だろう、と思っていても出くわすことが何度もあった。
なので、もう通らないようにしている。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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