太陽である。
不協和音が降り注がれる。
空気が軋む音。
【花傘】
Sさんの話。
友人宅に花傘が壁に飾ってあった。
何処ぞの地方で買ってきたものらしいが、詳細は忘れた。
造花の赤い花が付いていた。
その友人宅に泊まると、夜トイレに行くときに、その花傘の飾ってある壁の前を通るしかない。
暗い廊下を通る時、その赤い花が何時も揺れ始める。
微風だとか振動だとかそういう感じではない。
揺れてもいないし、風のような空気の流れもない。
でも、離れたところからでもわかるくらい揺れる。
それだけなのだけど、不思議と不気味で苦手である。
気にせず無視する、結構それを強く思うのがいつも億劫だ。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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