狂骨である。
赤い眼が監視している。
赤い字で世界をなぞっている。
【4人】
Hさんの話。
小学生の時に、何かの催しで体育館に布団を並べて泊まる、ということがあった。
自由参加だが、クラスは殆ど参加した記憶がある。
普段と違う雰囲気に皆わくわくして、結構遅くまで騒いでいたと思うが、やがて誰もがいつの間にか眠った。
深夜に眼が覚める。
非常口の灯りだけがぼんやり照っている。
ふと、体育館の隅を見ると人影があった。
全部で4人いたという。
先生ではない、と思った。
濃い影のようですよくは見えないが、誰かの親、という感じでもない。
何かこちらを見ていやらしく笑っているように感じた。
どの人も手が無い、足が曲がっている、頭がへこんでいる、そんなふうに見えたという。
いつの間にか自分も寝ており、朝起きたが、昨日の4人のことを話す子は居なかったそうである。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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