二面である。
どちらを向うか。
迷う間にも光が通り過ぎる。
【紙】
Hさんの話。
お墓参りに一人で行った時のこと。
季節より少し遅れて、午後の少し遅めの時間だった。
墓参りを終えて墓地を出ようとすると、一陣の風が吹いた。
電柱のてっぺんほどの高さに、真っ白い紙が舞っている。
半紙ほどの大きさでティッシュのように薄そうだった。
何だろうあれ?と思って見ていると、そのまま火がついたように勢いよく燃えて一瞬で無くなった。
少し驚いた。
変わったものを見た、という気がした。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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