浮遊である。
下の方ではお経が渦を巻くように響いている。
光る目が追いかけて来る夜。
【気絶のあと】
Hさんの話。
家の階段ですべって後ろに転んで頭を打った。
多分少し気絶してたと思う。
目を開けると、知らない男が覗き込んでいた。
吃驚すると男は後ろに下がるように引っ込む。
起き上がったが誰も居ない。
ちょうど階段の1番下で、階段と廊下しかなくて、男が引っ込んだ方向がよくわからない。
あれは心配したご先祖とかそういう類ではない、と思っている。
妙にギラついた顔だったという。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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