懐古である。
何も思い出せない。
何も無かったのではないか。
【夜道は怖い】
Sさんの話。
誰も居ない夜道、というのはそれなりに怖い、とSさんは思っている。
おかしな声を聞いたりするし、変なものを見たりもする。
でも、ある時から少しマシになった。
竹藪に囲まれた細い道を夜歩いていて、不意に誰かに抱きつかれた。
一瞬とても怖かったが、直ぐ妙に冷静になった。
すると抱きついた手も緩み後ろに消えて行った。
ああ、そんなに大それた力はないのだな、とその時思った。
それでも、怖いことは怖いのだけれど、マシにはなった。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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