憔悴である。
あそこにいるようには見えない。
一体何処に。
【異臭】
K君の話。
散っていく桜の下にただ立っている夢。
柔らかな風景なのに心はざわざわと落ち着かない。
向こうまで桜の木が立っている。
其処に自分しか居ないのだが、やがて向こうのほうから、異臭を感じる。
腐った饐えた匂い。
かなり遠くにいるので、細かいことはわからないが、腐った人のようなものが何人も此方に向かって近寄ってくるのが見える。
匂いがだんだん強くなると目が覚める。
部屋の中に、少しの間同じ匂いが残り消えていった。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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