狡猾である。
いつかの破滅がはもう少し先。
そうしたらまた何処かに運ばれるだろう。
【夜の海】
K君の話。
友人が夜に海辺を歩いたらしい。
ぼうっと穏やかな夜の海辺を眺めていると、少し先の海原で、ぼうっと大きな玉のような火の玉が燃え上がって、消えた。
熱気はなかったが空気が動くのが伝わってきた。
妙に怖くなり慌てて帰ったという。
色々とおかしなことが起こるのは皆知っているので、この辺のものは夜に外に、ましてや海辺を散歩したりなどしない。
友人は都会から越してきた人であった。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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