銀窓である。
静かに夜の蠕動が響く。
遠くからくるので誰も止められないのだ。、
【不満】
Hさんの話。
或る夜、何となく寝付けなかった。
風が強い。
枕に耳を当てると、下の階からの声のようなものが聞こえた。
大往生して亡くなった曾祖母の声に似ていた。
何と言っているのかは聞き取れないが何か文句を言っている。
真下ではないが、下の仏間から聞こえる気がした。
何か不満があるのだろうか、と考えた。
今夜のおかずが好物だったのに、仏壇に供えなかったからではないか、という気がした。
朝に、取り敢えず供えたという。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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