鈍痛である。
緩やかに熱に魘される。
ぼやけた光が雨の向こうに。
【峠のバス停】
Hさんの話。
峠の手間にあるバスの停車場は、墓地を少し見下ろすような場所にある。
夕方、そこで乗り降りする時、うっすらと光る何かが墓地の中を飛び交っているのを見る事がある。
ふわっとしたボールのようにも見え、輪郭があやふやではっきりしない。
音こそ聞こえないが、ひゅんひゅんとすごい速さで飛び交っている。
とにかく色が薄い、というか淡いので一緒にいる友達にその場で解説してもわかってもらえなかったそうである。
以上、本日の怪談である。
うーむ。
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